今日放送の大河ドラマ「軍師官兵衛」に、私の気になるものがちょこっと映ってました。
それは、官兵衛の嫡子・長政の兜!!
実は「軍師官兵衛」の放送が始まる前から(ということは去年の今頃、いやもっと前だったか…)気になって気になってしょうがなくて、「これ、ドラマに出てくるだろうか?」と思ってたんですが、念願叶って(?)登場いたしました。
どんなんかというと、コチラです。
この鉄板みたいな兜、名前は「一の谷」といい、源義経の「鵯越の逆落とし」で有名な「一の谷の合戦」の急峻な谷をモチーフにしたものだそうです。
この形だけでも「なんじゃこりゃー!」となっちゃうんですが、私が注目してしまったのは、この肖像画に描かれている長政の表情。
なんか悲しそうというか、「うーん…」と言いたそうな表情で馬に乗っています。
この一の谷の兜は福島正則からもらったものだそうですが、形はあまりにもユニーク。はっきり言って目立ちまくりです(笑)。
そのせいか、長政の顔が「でもなあ、せっかくもらったんだし、かぶらないと福島殿に怒られるだろうし…」とでもつぶやきそうに見えて仕方ないんです(笑)。
しかも、父・官兵衛はケチで有名。「新しく作るのはもったいない。もらったもので間に合わせとけ」と言われてしぶしぶかぶっているのかもしれません。

…まあ、私の妄想はこれくらいにして、戦国時代の兜には現代人が思わず笑っちゃうようなデザインがいっぱいあります
こんなサイトを見つけましたので、参考に見てみてください)。そういえば、官兵衛の兜もお椀型の兜ですよね。
あの時代の武将たち、前田慶次に限らずみんなかぶいてたのね~(笑)。

ちなみに、ドラマで長政を演じる松坂桃李くんが一の谷の兜をかぶっている画像は、「軍師官兵衛」公式HPのインタビュー映像(コチラ)の中にあります(ずーっとスクロールしていくと一番下にあります)。
こちらはべつに「うーん…」という表情ではありませんが(笑)。

そうそう、来週は三成のモフモフ兜が登場します!こちらも非常に楽しみにしています(笑)。
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古代から続くもの
今日、朝の電車の中で、前の席に座った人がけっこう大きな声で「グレコローマンってなんやねん」と連呼していたので(ちなみにお連れ様がいたので一人で叫んでいたわけではないです)、心の中で「ギリシャ・ローマや」と言ってしまいました(笑)。
たぶん、五輪のレスリングのことだと思うのですが、競技の中継の時に「グレコローマンってどんなん?」と、父と弟に聞いたところ(私もレスリングの種目ってこと以外は知らなかったのよ)、脚を攻めずに上半身で戦うスタイルのことだそうです。
ギリシャ・ローマというくらいだから、古代ギリシャのオリンピックからやってるのかなーと思ってたら、テレビ画面の中で組み合う二人の選手の形に見覚えが
古代ギリシャの遺跡で出土したお皿に、テレビで見たのとまったく同じ形で組み合う選手が描かれていたのを思い出しました。
なんだか、ものすごく感動ホントに古代から続いていたんだな~。
オリンピックを歴史好きの視点で見ると、スポーツにも長い長~~い歴史があるんだなとしみじみ感じることができます。
皇太后ゾフィー
ハプスブルク家関連の本を読んでいると、終わり頃に必ず出てくるのは、美しさとエキセントリックさで、もはやアイドル的人気の皇后エリザベート。そして60年以上にわたって帝国を統治した皇帝フランツ・ヨーゼフ。
この夫婦のことはほとんどの人がよく知っていますが、二人の背後にあってあまりどういう人であったか知られていないのはフランツ・ヨーゼフの母ゾフィー。
というわけで、今回は、私が興味を持ったゾフィーに関する事柄を、箇条書きで紹介してみたいと思います。

①双子の家系
後にオーストリア皇帝の母となるゾフィーは、1805年、バイエルン王マクシミリアンⅠ世(ゾフィー生誕時はバイエルン選帝侯)と後妻でバーデン公女であるカロリーネとの間に生まれました。
異母兄妹を含めると第10子で6女です。
双子の姉に、後にザクセン王妃となるマリア・アンナがいますが、特筆すべきは、彼女らの4つ上の姉も双子。
そして、母カロリーネも双子!
双子の家系なんですねー。
マリア・アンナを含むゾフィーの兄弟姉妹の話も調べてみると面白いんですが、それはちょっと置いといて、ここでは異母兄にエキセントリックな王ルートヴィヒⅠ世(ルートヴィヒⅡ世の祖父)がいたことのみ記しておきます。

②ロマンス?
ミュージカル「エリザベート」等では厳格で怖い姑として描かれるゾフィーですが、若い頃には世間をあっといわせる恋の噂がありました。
お相手はライヒシュタット公。なんと、あのナポレオンの遺児です。
ライヒシュタット公は、ナポレオン失脚後、母の実家であるハプスブルク家に引き取られ育てられていました。
当然、ナポレオン派の残党に担ぎ上げられる心配がありましたので、公爵の位を授けられ何不自由なく暮らしてはいても、いわば「格子なき牢獄」にとらえられている状態でした。
しかも母は遠い領地に住んでいる上に新しい恋に夢中。息子を顧みることはありませんでした。
そんな孤独な彼の心を癒したのが、6歳年上で美しく聡明なゾフィーでした。
彼女はオーストリア皇帝フェルディナントⅠ世(公の叔父にあたる)の弟フランツ・カール大公に嫁ぎ、病弱で子供がのぞめない皇帝に代わって跡継ぎの男子を産むという使命を担っていました。
しかし、なかなか子に恵まれず、比較的自由な実家ヴィッテルスバッハ家に比べて厳格なハプスブルク家の家風に戸惑っていたこともあり、肩身の狭い思いをしていました。
「よその家」で孤独を感じていた2人は意気投合。よく一緒にオペラ鑑賞に出かけたり、馬車で散策したりしていたそうです。
2人の親密さは当然醜聞となりますが、後に「宮廷でただ一人の男」とまで言われるほど肝の据わったゾフィーはまったく動じることがなかったそうです。
ライヒシュタット公が病に倒れると、ゾフィーは献身的に看病しました。ライヒシュタット公はそんな彼女を「優しい美の天使」と呼んでいたそうです。
しかし、看病の甲斐もなくライヒシュタット公は21歳で死去。
彼の死の少し前に生まれたゾフィーの次男マクシミリアン大公は、実はライヒシュタット公の子なのではないかという噂があります。
真偽はいまだに不明ですが、後年、マクシミリアンは「英雄ナポレオンの孫」という噂に魅了されたかのように、傀儡政権のメキシコ皇帝の座に着き、遠い異国で非業の死を遂げています。

③料理好き
落日のハプスブルク家の屋台骨を支えるため、フランツ・ヨーゼフら子供たちを厳しく教育し、自らも政治の表舞台で活躍したゾフィーでしたが、折にふれて子供たちに手作りのお菓子をふるまう優しい母でもあったようです。
バイエルン地方の一般的な家庭菓子であるプラムのタルトなどが得意だったそうです。
また、ハプスブルク家伝統の料理・菓子のレシピを集め、整理したのも彼女で、そのレシピは現存しているそうです。

④最期を看取ったのは…
息子フランツ・ヨーゼフの妻エリザベートでした。
終生そりの合わぬ嫁姑であったように思われていますが、2人は血を分けた伯母と姪。共にバイエルンから嫁いだ者どうしでした。
どんなに厳しくとも、どんなに意見が合わなくとも、奔放な少女に過ぎなかった自分を一人前の皇后に育てようとしてくれたゾフィーはエリザベートにとって「第二の母」であったのかもしれません。


いかがでしょう?まるで芝居が一本書けそうなくらい濃い人生ですね。
ヴィッテルスバッハ家出身としては決してエキセントリックではありませんが(あの家は不思議な人多すぎ!)、パワフルに一生懸命に駆け抜けたゾフィーの人生もとても愛おしいものだと思います。
戦国のオスカル
歴史ミーハーでお恥ずかしいんですが、大河ドラマ「江」の関連でいろいろ興味の赴くままネットを見ていたら、ひこにゃんでお馴染みの井伊家に面白い人物を発見!
その名は井伊直虎。女性です。
漫画「ベルサイユのばら」で、男子に恵まれなかったジャルジェ家のオスカルが「神と剣」という意味の男性名をつけられたように、彼女も父・井伊直盛に男子がいなかったために、幼名・次郎法師、長じて直虎という男性名をつけられました。
彼女は一族の井伊直親を婿養子に迎える予定でしたが、直親の父が讒言により殺害されたために直親は信濃へ隠棲、その間に結婚し早世(享年28歳)したため、直虎は生涯を独身で過ごし、直親の遺児・直政(家康に赤備えをもらった人)を養子として育てました。
彼女は女戦国大名として過酷な時代を戦い抜き、徳川家康の傘下に入るなど、後の井伊家の礎となりました。
面白いのは、彼女の曽祖父の仇として井伊家と争いを繰り広げたのも女性(夫の死後、女城主となり、直虎と戦って討ち死に)。
戦国というと「男の世界」みたいなイメージがありますが、永井路子さんの小説で有名な今川義元の母・寿桂尼といい、女性もけっこう活躍してたんですねー。
オスカルは架空の人物ですが、日本にこういう女性が実在していたというのは非常に興味深いですね。
さらば!「龍馬伝」
大河ドラマ「龍馬伝」終わっちゃいましたねー。
弥太郎は最後までツンデレだった(笑)。
でも、なんか泣いたわ~!
お龍さんの最後の「う・み」もね。

最終回は、中岡慎太郎をそれとなく尾行する刺客役の亀治郎さんの不気味な存在感が特によかったな。
弥太郎役の香川照之さんと、同じような顔で睨みあいしてたのには少し笑ったけど(中の人同士が従兄弟だもんね)。

ともあれ、福山さん、香川さん、出演者&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
また会う日まで!(香川さんはさっそく来月「坂の上の雲(第二部)」だけどw)


とか言ってるうちに、再来年の「平清盛」の源義朝を玉木宏さんが演じるというニュースが。
そして、来年の連続テレビ小説には田中圭くんが出演!
ヒロインの兄で、切ない恋を秘めて軍医さんになる青年だそうです。
なんだか圭くんにぴったりだなぁ。