「LA LA LAND」
アカデミー賞でも話題になった(まさかのハプニングでしたね~)映画「LA LA LAND」を見てきました。
明るく楽しいオープニングから、懐かしいMGMミュージカル的なものになると想像したのですが、結末はまた違ったものに(だからこそ、アカデミー賞の作品賞にノミネートされたんだと思いますが)。
物語の終盤、ミアとセブが「こうだったらよかったのに」と思う場面が、まるで夢のように展開され、その美しさが却ってほろ苦く、切なく、人生には掴み取れるものも、そうじゃないものもあるということを伝えています。
私がもっと若ければこの結末には納得できなかったかもしれませんが、幸いにも(?)オバサンになりつつあるので、たとえ掴み取れないものがあったとしても、それが人生。成功しても失敗しても人間はいろんな思いを抱えながら生きて行くんだと思うことができました(まさか「グランドホテル」を観た時のような感慨を得るとは、思ってもみませんでした)。
それにしても、主演のエマ・ストーンとライアン・ゴズリング、二人とも踊りが上手いですね~。
それも、いかにも踊ってますというパワフル系ではなく、とても自然で上品なダンス。
こういうところは古き良きMGMミュージカルの要素を踏襲してますね。

P・S 新聞評には、この映画には様々なミュージカル映画へのオマージュがあると書かれていたのですが、宝塚で舞台版の「TOP HAT」を観ていたので、どの辺に「TOP HAT」へのオマージュがあるのか、すぐに分かりました。ポスターにもなってるあのタップのシーンね(笑)。

P・Sその2 「LA LA LAND」、なぜこのタイトルなの?と思ってたんですが、もしかして、LA=ロサンゼルスってこと?「スターの街よ」って歌も出てきたし…。
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映画「真田十勇士」
2週連続の映画鑑賞。今回は「真田十勇士」を見てきました。
(ネタバレしますので、これから見る方は後で読まれるほうがいいと思います。)

超高速!参勤交代リターンズ
久々に天王寺に出て、映画「超高速!参勤交代リターンズ」を見てきました。
前作も面白かったけど、今回もめっちゃ面白かった~!
二日間で牛久から湯長谷藩(現在のいわき市)まで帰らないといけない…というお話のはずが、なんだか壮大な展開に。
それでも、やっぱりご家老は井戸に落ちる(笑)。しかも泳げないのに皆に気付いてもらえないし。
それと、猿の菊千代がめちゃめちゃ可愛い~!詳しくは書けませんが、旗を持っているところがすごーーく可愛いです。
あと、「七人の侍」か?!と思うようなシチュエーションも(笑)。まあ、実際に七人だったけど。
今回は古田新太さんが大岡越前守忠相役で出ています。
古田さんというと、今、朝ドラで悪役を演じているので大岡越前とのギャップがすごい(笑)。
寺脇康文さんの妻役を演じる富田靖子さんも今回からの参加ですが、気丈な女性でカッコよかったです。
この先、まだ続きがあるのか、ないのかは分からないのですが、このメンバーはすごく良いので、スピンオフか何かでも見てみたいなと思います。
「殿、利息でござる!」
先月末に、話題の映画「殿、利息でござる!」を見てきました。
面白かったし感動したし、めっちゃよかったー!
クスッと笑えたりするところは「超高速参勤交代」を思い出したんですが、やはり本当にあった話というのは、飄々と描きながらもずっしりとした感触があると思いました。
また、美術陣もそのリアリティに一役買っています。セットなのかロケなのか分からないんですが、「パッとしない宿場町」のリアル感がすごい。
その宿場町で貧困にあえぐ人々のため、一歩間違えば首が飛びかねないような奇想天外な策を思いつく人々。
しかも、そこに「驕り高ぶらない」という気持ちを込めた「慎みの掟」を自ら課します。
単に慎み深いというだけでなく、人のこと、町全体のことを考えた上での慎み深さに胸が熱くなりました。
また「慎みの掟」ができるよりずっと前から慎みに慎みを重ね、そのために誤解されたまま死んでも悔いはないという深い心を持った人も。
そのために兄弟の葛藤も起こりますが、それを乗り越えていく関係の深さに感動。
阿部サダヲさんの涙と、妻夫木聡さんの静かな演技が胸を打ちます。
また、敵役(?)を一手に引き受けた松田龍平さんの上手さにも唸りました。
そして、男たちを驚かすほどに剛毅な女たち。
竹内結子さん演じる小料理屋の女将のきっぷの良さ、瑛太さんの妻役の山本舞香さんの潔さが爽快です。
そしてそして、超サプライズ配役!羽生選手が演じる藩主!「重村である」と言うセリフの殿らしさがなかなか良かったかも。
本当に素晴らしい話で、何度も見たくなるような映画でした。

P・S 原作者…というのかな?調査して本を書いた磯田道史先生が武士の役で出演!こちらもサプライズですね(笑)。
「超高速!参勤交代」
某所で数日間「超高速!参勤交代」が安く見られるので行ってきました。
実は通常の公開中に「行きたいな」と思っていたのですが、「窓口でタイトルを言うのが恥ずかしい」…ってなってしまって、今ようやく見られたという、情けない経緯が…(だって、今回この作品しかやらないからタイトル言う必要ないんだもん)。

ともあれ、前代未聞!たった5日での参勤交代、かなりおもしろかったです。
まさか殿様(佐々木蔵之介さん)自ら走るとは!
しかも、飢饉による財政難のため、お供も最小限の7人、役人がいる宿場だけ人足を雇って行列(しかも予定の半分しか調達できなかったので、ある秘策を用いて、通常の人数に見せかけてました(笑))というケチケチ参勤交代。←まあ、通常の参勤交代でも、あんな行列は宿場や関所を通る時だけだったそうですが。
そればかりではなく、最短距離を行くために山の中も走ります!
謎の忍び(井原剛志さん)がいたとはいえ、これはかなり過酷でした(ロケも大変だっただろうな~)。
そのうえ、悪い老中(陣内孝則さん)の陰謀で幕府の隠密に命を狙われたり、もー大変すぎ!
そんな中でも、ちゃっかり遊女(深田恭子さん)と恋までしてしまう殿!
でも、この殿は気が優しくていい人だったな~。
百姓とも距離の近い、弱小な藩の生まれだったり、子供の頃のトラウマがあったからこそ、こういう、あったかい、優しい殿になったんだな。
(「星逢一夜」の晴興さんも、持ち前の優しさを発揮してれば一揆なんて起こらなかったんだろうな…。あっ、でも5日で参勤交代するはめになったりしたら、あの作品がコメディになってしまう(笑))
家臣たちも本当に大変な目に遭ったけど、親近感の湧くメンバーで、見ていてとても楽しかったです。
猿之助さんの吉宗はちょっと若いかなーと思ったけど、何だか二枚目チックで素敵。
続編があるという噂もあるそうですが、見たいような、大変だからかわいそう…と思ってしまうような…(笑)。
まあでも、とてもよくできた作品だったと思います。

P・S 今、ドラマの「一路」も見ているので、なんかそれも思い出してしまったな~。