澤瀉屋
いや~、昨日は衝撃的でした!
何がっていうと、このニュースです。

昨日はまず、亀治郎さんが四代目猿之助にというところで「えっ!!」と驚き、さらに、香川照之さん&長男の政明くんが梨園にというところでも驚き、もう、盆と正月がいっぺんに来たような衝撃。
香川さんと猿之助さん(現)の親子の縁も復活し、三世代で同居もしておられるとか。
40年以上前に離婚して以来、初めての同居ということで香川さん本人も「映画かよ!」と言ってましたが、どんな映画よりもドラマよりもドラマチック。まさに「事実は小説より奇なり」です。
45歳で初の歌舞伎ということで「できるのか?」という声もありますが、高度な演技力に定評のある香川さんですので、いきなり難しい踊りとかじゃなければまず大丈夫だと思います(そういえば、笹野高史さんも平成中村座に出演されたりしてますね)。
亀治郎さんとは歳が近いので、「この歳で有名な名跡を継ぐプレッシャーはいかばかりか」と思ってしまいますが、その伯父様に勝るとも劣らぬ創意工夫で、ますますの活躍を期待しています!
そして、團子(だんこ。これも由緒ある名前なんですよね)となる政明くん、将来の千両役者を目指して頑張ってね。

それにしても、今年から来年にかけて襲名披露が続くなあ。
歌舞伎座建て替え期間もなんのその!って感じですね(笑)。
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待ってましたっ!
のぼり1 のぼり2

久々に歌舞伎を見に行きました。勘三郎さんの復帰公演です。
加えて、新歌舞伎座1周年の公演でもあります。
劇場前にはこのようなのぼりがはためいていてとても華やか。「待ってましたっ!」と書かれたのぼりもあります。

今回の演目(昼の部)は、「御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)」「男女道成寺(めおとどうじょうじ)」「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」の3つ。

「御摂勧進帳」は、有名な「勧進帳」よりも古い形のお芝居で、「荒事」と呼ばれる勇壮なもの。
「勧進帳」よりも明るく大らかでスピーディーなおもしろさがあります。
弁慶の姿もふつうの山伏姿ではなく、「義経千本桜」の弁慶と同じように隈取を取り、派手やかな衣装です。
よく笑いよく泣き(「義経…」でも泣くよね(笑))、それでいて博識。
人間味にあふれたヒーロー的な役柄が橋之助さんによく似合います。
注目の若手役者・尾上松也さんも義経役で気品があり美しかったです。
「御摂」の名のとおり、弁慶の登場のときに「どうぞごひいきに…」というようなセリフがあり、最初から「スターが弁慶を演じます」という設定になっているところや、終わりに「皆様のおかげで、この大役をつとめることができました」と客席とコミュニケーションをとるところが江戸時代の古風を伝えていると思います。

「男女道成寺」は、「娘道成寺」に代表される「道成寺もの」のバリエーションで、最初は白拍子2人と思いきや、片方は実は男性の狂言師で、男女ふたりで道成寺を踊り分ける美しい舞踊劇です。
勘太郎さんと七之助さん、やはり兄弟だけあって、同じ衣装を着るととてもよく似ています。
今回も、踊りの名手である勘太郎さんの表現力、大人びてきた七之助さんの美しさを堪能できました。
僧役の方々の踊りも楽しく、華やかな舞台はお祝いにふさわしいですね。

「人情噺文七元結」は、落語の「文七元結」を元にしたお芝居。「男はつらいよ」の山田洋次監督が補綴した新バージョンです。
宝塚でも、いろんな落語を元に作られたミュージカル「なみだ橋えがお橋」の中で少し出てきました。
酒と博打で身を持ち崩した左官の長兵衛が勘三郎さんなのですが、たとえボロを着ていても、だらしない役でも、この方には人の心を明るくする天性の華やかさがありますね
その女房お兼の扇雀さんは、今まで美しいお姫様や二枚目の役しか見ていなかったので、気の強い長屋のおかみさんに驚きましたが、こちらも本当によく似合っています。
他にも、娘・お久を演じる可愛く美しい芝のぶ(しのぶ)さん、いかにも気の弱そうな手代・文七の勘太郎さんなど、みんなはまり役でした!
ストーリーももちろん面白く、客席も笑いがいっぱいでとても盛り上がったお芝居でした。
山田洋次バージョンでは、お久はお兼の実の娘ではなく、亡き先妻の娘という設定なのですが、そこに「この子が幸せにならなければ産みのおっかさんに申し訳が立たない」「なさぬ仲の自分を今まで育ててくれたおっかさんをこれ以上つらい目に遭わせたくはない」という思いがにじんで、人情がより際立ったと思います。
今回は見れなかった夜の部の「引窓」にも義理の家族が出てくるんですが、やはり歌舞伎はこういう人情あふれる作品が多くて昔風のあたたかさを感じますね。
ホルモー六景
お金がないときに限って、演劇の前売りやら歯医者やらで物入りな日々を過ごしてます。
ケチなんで貯金を下ろさないようにしてたんですが、「もういいや、金が要るときは要る!」と思って(まあ、もうすぐ給料日だし…)お金を出し、ついでに万城目学さんの小説「ホルモー六景」も買ってしまいました!

いや~、買ってよかった!めっちゃ面白かった
映画化もされた「鴨川ホルモー」の外伝的オムニバス作品で、「鴨川…」とも「鹿男あをによし」ともリンクしているところがあって、マニアックに「ああ、あの作品のあの場面の裏側ね!」と思うところあり、「鴨川…」に出ていたとしても名前がなかった人物たちの活躍あり、「ホルモー」ワールドを堪能しました。
でも、もっともっといろんな「ホルモー」の人たちと出会いたいなあ…と思わせてしまう困ったところがありますね(笑)。
万城目さんの作品は笑えるところがいっぱいあるんですが、この作品ではついホロリとしてしまうお話もありました。そして、そのオチがまさか「あの人」につながるとは…(笑)。

「鴨川ホルモー」そして、それ以外の万城目ワールドともつながった「新・六景」また出てほしいなー(余談ですが、「鹿男」と「プリンセス・トヨトミ」にもリンクされている部分があります)。
万城目ワールドといえば、新作の「偉大なる、しゅららぽん」も読みたいんですが、これはまた文庫化されるのを待ちますね。
皇太后ゾフィー
ハプスブルク家関連の本を読んでいると、終わり頃に必ず出てくるのは、美しさとエキセントリックさで、もはやアイドル的人気の皇后エリザベート。そして60年以上にわたって帝国を統治した皇帝フランツ・ヨーゼフ。
この夫婦のことはほとんどの人がよく知っていますが、二人の背後にあってあまりどういう人であったか知られていないのはフランツ・ヨーゼフの母ゾフィー。
というわけで、今回は、私が興味を持ったゾフィーに関する事柄を、箇条書きで紹介してみたいと思います。

①双子の家系
後にオーストリア皇帝の母となるゾフィーは、1805年、バイエルン王マクシミリアンⅠ世(ゾフィー生誕時はバイエルン選帝侯)と後妻でバーデン公女であるカロリーネとの間に生まれました。
異母兄妹を含めると第10子で6女です。
双子の姉に、後にザクセン王妃となるマリア・アンナがいますが、特筆すべきは、彼女らの4つ上の姉も双子。
そして、母カロリーネも双子!
双子の家系なんですねー。
マリア・アンナを含むゾフィーの兄弟姉妹の話も調べてみると面白いんですが、それはちょっと置いといて、ここでは異母兄にエキセントリックな王ルートヴィヒⅠ世(ルートヴィヒⅡ世の祖父)がいたことのみ記しておきます。

②ロマンス?
ミュージカル「エリザベート」等では厳格で怖い姑として描かれるゾフィーですが、若い頃には世間をあっといわせる恋の噂がありました。
お相手はライヒシュタット公。なんと、あのナポレオンの遺児です。
ライヒシュタット公は、ナポレオン失脚後、母の実家であるハプスブルク家に引き取られ育てられていました。
当然、ナポレオン派の残党に担ぎ上げられる心配がありましたので、公爵の位を授けられ何不自由なく暮らしてはいても、いわば「格子なき牢獄」にとらえられている状態でした。
しかも母は遠い領地に住んでいる上に新しい恋に夢中。息子を顧みることはありませんでした。
そんな孤独な彼の心を癒したのが、6歳年上で美しく聡明なゾフィーでした。
彼女はオーストリア皇帝フェルディナントⅠ世(公の叔父にあたる)の弟フランツ・カール大公に嫁ぎ、病弱で子供がのぞめない皇帝に代わって跡継ぎの男子を産むという使命を担っていました。
しかし、なかなか子に恵まれず、比較的自由な実家ヴィッテルスバッハ家に比べて厳格なハプスブルク家の家風に戸惑っていたこともあり、肩身の狭い思いをしていました。
「よその家」で孤独を感じていた2人は意気投合。よく一緒にオペラ鑑賞に出かけたり、馬車で散策したりしていたそうです。
2人の親密さは当然醜聞となりますが、後に「宮廷でただ一人の男」とまで言われるほど肝の据わったゾフィーはまったく動じることがなかったそうです。
ライヒシュタット公が病に倒れると、ゾフィーは献身的に看病しました。ライヒシュタット公はそんな彼女を「優しい美の天使」と呼んでいたそうです。
しかし、看病の甲斐もなくライヒシュタット公は21歳で死去。
彼の死の少し前に生まれたゾフィーの次男マクシミリアン大公は、実はライヒシュタット公の子なのではないかという噂があります。
真偽はいまだに不明ですが、後年、マクシミリアンは「英雄ナポレオンの孫」という噂に魅了されたかのように、傀儡政権のメキシコ皇帝の座に着き、遠い異国で非業の死を遂げています。

③料理好き
落日のハプスブルク家の屋台骨を支えるため、フランツ・ヨーゼフら子供たちを厳しく教育し、自らも政治の表舞台で活躍したゾフィーでしたが、折にふれて子供たちに手作りのお菓子をふるまう優しい母でもあったようです。
バイエルン地方の一般的な家庭菓子であるプラムのタルトなどが得意だったそうです。
また、ハプスブルク家伝統の料理・菓子のレシピを集め、整理したのも彼女で、そのレシピは現存しているそうです。

④最期を看取ったのは…
息子フランツ・ヨーゼフの妻エリザベートでした。
終生そりの合わぬ嫁姑であったように思われていますが、2人は血を分けた伯母と姪。共にバイエルンから嫁いだ者どうしでした。
どんなに厳しくとも、どんなに意見が合わなくとも、奔放な少女に過ぎなかった自分を一人前の皇后に育てようとしてくれたゾフィーはエリザベートにとって「第二の母」であったのかもしれません。


いかがでしょう?まるで芝居が一本書けそうなくらい濃い人生ですね。
ヴィッテルスバッハ家出身としては決してエキセントリックではありませんが(あの家は不思議な人多すぎ!)、パワフルに一生懸命に駆け抜けたゾフィーの人生もとても愛おしいものだと思います。
ヨーグルトでレアチーズケーキ
桃のレアチーズケーキ
弟の誕生日に桃のレアチーズケーキを作りました。
実はチーズは全然使ってなくて、水を切ったヨーグルトと生クリーム、ゼラチンでできてます。
あっさりしてて美味しい
ちょっと濃厚な味にしたいなら、クリームチーズを少量加えるとよさそう。
桃の上に乗ってる緑色の粉はピスタチオです。
直前にすりおろしてかけたんですが、なかなか薄皮がとれなくて焦った~
圭くん結婚おめでとう!
もう9月なんですね~。
先月は忙しさと疲れで2回しか更新できませんでしたが、今月はなるべく更新できればと思っています。

さて、田中圭くんとさくらさんの結婚が発表されました!
先週の「それでも、生きてゆく」を見ていて、小さな女の子の遊び相手をしてあげている圭くんを見て、「もし圭くんが将来どなたかと結婚して子どもができたら、できれば女の子がいいな~」とか思ってたら、まさかこんな早く実現するとは
まあ、まだ子どもは女の子と決まったわけではないけど(笑)。
とにかく、父にもなることですし、これからは人気先行ではなく、演技の実力をしっかり見せていくことが大切だな~と、おこがましくもそう思っております(笑)。
さくらさんは圭くんと共演した「まっすぐな男」で知りましたが、てっきり圭くんと同い年かと思ってたら一つ年上だったんですね。面白い演技も上手く、とてもきれいな方です。圭くん、大事にしてあげてね~

それにしても、圭くんにも先を越されるとは(苦笑)。いやはや…