一応の区切り、そしてまだまだ続く
本日を持ちまして、「かもな・まい・はうす」の更新を停止させていただきます。
といっても、このブログと「T-YOMOYAMA」は続けますので、明日からもよろしくお願いいたします。
明日以降、「かもな…」を閲覧バージョンにするので、メールフォームは削除させていただき、こちらのブログに新たに設置します。
8年間「かもな…」に遊びに来てくださった皆様、どうもありがとうございました。
そして、これからも「実感・雑感」と「T-YOMOYAMA」をお読みいただければ幸いです。
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陽だまりの樹
書くのが遅くなりましたが、13日に新歌舞伎座で「陽だまりの樹」を見てきました。
手塚治虫さんが自身の先祖をモデルに描いたお話ということで、以前から興味があったものの読む機会がなく、いつかその世界に触れてみたいと思っていたところ、今回、舞台化されたので喜んで見てきました。
ちなみに、テレビのほうは不覚にも始まっていたことに気づかなかったので結局見ませんでした。再放送があったら見るかも。

時は幕末、若き蘭方医・手塚良庵(上川隆也さん)と、徳川に忠義を尽くす武士・伊武谷万次郎(吉川晃司さん)の友情を、奥医師の世界を取り仕切る漢方医と冷遇される蘭方医の対立、揺らぐ江戸幕府の状況、秘めた恋などを絡めて描く、切なくもおかしい、明るくも哀しい青春物語でした。

良庵は芸者遊びが大好きなお調子者。上川さんといえば、今放送されている「平清盛」に出てくる盛国のような真面目なイメージがあったので、ここまで明るい役は意外でしたが、医学に誇りを持ち、患者を助けるためならば漢方も蘭方も関係ないという真摯な気持ちもある役で、忠義のために死に急ぐ万次郎を思う熱さと共に、その切なさが印象に残りました。
吉川さんの万次郎がものすごいはまり役でどうしようかと思った(どうもしないけど(笑))。元々持っている古武士のようなたたずまいが、不器用にしか人生をまっとうできない万次郎の姿とすごくかぶります。
また、初めてのストレートプレイとは思えないほどの舞台度胸で、やはりライブをやっているミュージシャンは違うと実感しました。
立ち回りもすごくカッコいい!よくあんなにサッと剣が抜けるものだと感心しました。

脇を固める面々も、石倉三郎さんを初め、個性的な役者が揃いました。
ヒロイン的な役どころ・おせきを演じた高野志穂さんはNHKの朝ドラ「さくら」の主人公だったので、出てきた瞬間「あ、『さくら』だ!」と思ってしまいました(笑)。
演技的には抜群に上手いというわけではないものの、万次郎を思うひたむきな強さと、それが故に尼寺に入ってしまう哀しみはよく出ていたと思います。
良庵たちを見守る芸者の一人・浮舟は、懐かしい花影アリスちゃん。やっぱり芸者が似合うなぁ~。美しく舞えてなおかつ演技が粋でうまく、さすがは元タカラジェンヌです。
ほかに、岡本健一さん演じる下級武士の悲哀や、明るくさばけた勝海舟役の瀬下尚人さん、伊豆や江戸で外国人を警護するおかしなコンビ・猿田(鈴木健介さん)と雉井(湯田昌次さん)、豪商の若旦那をねちっこく、嫌味に演じた長谷川純さん(最近のジャニーズの若手は憎まれ役も上手いんですねー)らが印象に残りました。
そして、良庵の父・良仙を演じた石倉さん。上川さんが笑いそうになってしまうくらい(いや、笑ってた(笑))アドリブ満載かと思えば、患者のためにひたすら邁進するよき医者としての面も大いに出し、この「おとっつあん」あってこその良庵なのだと感じました。

カーテンコールも、良庵と万次郎そのままのような上川さん・吉川さんの雰囲気が面白く(上川さんから急に「それでは万次郎くんから」と言われて、吉川さんが「まいったなー」と言う感じで戸惑ってました)、素の上川さんも実は意外と面白い人なのだなと思いました。
オレンジケーキ
ゴールデンウィークのおさらいは終わりましたが、それ以降のブログも滞ってまして…、今日は母の日のプレゼントの話題です。
今年は、オレンジケーキを作ってみました。
オレンジケーキ
レシピを見ると「オレンジの甘煮」が要ると書いてあったのですが、田舎のことゆえ売っているはずもなく、他の本のレシピ(オレンジムースの作り方のところに載ってた)を見てオレンジを煮ました。
ちなみに、中にもオレンジの甘煮を刻んだものを混ぜ込んでいて、口に入れると爽やかな味と香りが広がります。
全部に火が通っていて日持ちもするので、家で食べる以外に友人へのプレゼントとして作ってもいいなと思いました。
団菊祭五月大歌舞伎
さて、ゴールデンウィークおさらいキャンペーンに戻りましょう。

5月5日、子どもの日に松竹座で「団菊祭五月大歌舞伎」昼の部を見てきました。
皐月の鯉の吹流しに団菊祭、粋を気取ってこの日にしちゃったー(笑)。

まずは、花形の競演。「菅原伝授手習鑑」より「寺子屋」。
3月に「熊谷陣屋」を見たときに危惧(?)していたとおり、ボロ泣き!!
源蔵(海老蔵さん)に斬りかかられた千代(菊之助さん)が振り向きざま、「息子は見事に菅秀才の身代わりを務めたか」と聞くところで涙腺崩壊です
あと、松王丸(松緑さん)の「笑いましたか」も泣いたなー。
今の時代ならばあってはならないことなんですが、幼いながらも主君のために命を投げ出した小太郎の覚悟が伝わってきて、もうホント、健気でやりきれない
そして、「わが息子」と呼ぶことも叶わない中で、彼の首を見つめる松王の気持ちを思うと、これが泣かずにいられようかと…。
かつて「平成の三之助」と呼ばれた三人の熱演が胸に迫りました。
そして、注目度上昇中の梅枝さん、女房もいいね!いつもの娘役やお姫様役とは声色も変えて、緊迫感のある演技でした。
前半で和ませてくれる亀寿さんの涎くりもよかった。実はこの方、新婚なんですが、ちょっとオバカな15歳の少年に見事になりきってました(春藤玄蕃役の実兄・亀三郎さんに扇子で思いっきり頭を叩かれていたんですが、さぞ痛かろうと思いながらも、兄弟ならではの遠慮のなさに思わず笑ってしまいました)。
いっぱい出てくる子役ちゃんたちもみんなめちゃめちゃ可愛かったです。

お次は団菊共演の「身替座禅」。
テレビなどで何度か見たことがありますが、この狂言はやっぱり楽しいですね。
お二人の様子がおもしろかったし、なんか可愛らしかったです。
菊五郎さんの山蔭右京は、浮気者だけど、どこか憎めない殿様。
酒に酔って浮かれた様子がとっても可愛いの。
団十郎さん扮する奥方玉の井の「なりませぬ」がいい(笑)。厳しく言ってるんだけど、ご亭主のことが大好きな玉の井の可愛さが伝わってきます。
太郎冠者の権十郎さんは、愛嬌たっぷりなフェイス(今までけっこうコワモテ系の役ばかり見ていたので、こんなに明るい雰囲気もある方なのだと驚き!)と身のこなしで、とてもステキな太郎冠者でした。
この役、ひょっとしたら権十郎さんの当たり役かもしれません。
あと、腰元役の巳之助さんがあまりにも可憐でびっくり!こんなにまろやかな雰囲気も出せるのね。

そして、「封印切」。
これぞ大阪での団菊祭ならではの演目。
当たり役である藤十郎さんの忠兵衛。
忠さんはぶっちゃけアホボンだと思いますが(苦笑)、藤十郎さんがやると上品で優雅で可愛いんですね~。
そして、台詞を言っているようには思えないくらい自然。忠兵衛そのままで喋っている感じ。
ご子息の扇雀さんのブログで、以前、東京でやった際、次の月に忠兵衛を演じるために見ていた勘九郎さん(そのときはまだ勘太郎さんでした)が「藤十郎のおじちゃま、どこで息継ぎをされているのかまったく分かりません」と言ったのを思い出しました。
楽しみにしていた菊之助さんの梅川。
やっぱり綺麗目元に色気があります。
忠兵衛が封印を切ってしまった金が他人のものだと分かった際、「どないしょう」とうろたえて忠兵衛を見る姿が、気を急かされる場面ながら美しく、風情がありました。
そして、特筆すべきは東蔵さんの絶品な花車方!
実は東蔵さんを生で見たのは初めてだったのですが、さすが、おじいさんから女形まで幅広く演じられる実力のある方はすごいなと感心しました。
三津五郎さんの八右衛門も「げじげじの八っつぁん」「総好かんの八っつぁん」と言われるような、意地の悪さをうまく見せていて、かなり見ごたえがありました。

さて、再来月の松竹座は七月大歌舞伎。
3月に南座で見た又五郎さん・歌昇さんの大阪での襲名披露です。
今回は口上も見たいなー。
金冠日蝕を確認
まだゴールデンウィークおさらいキャンペーンが残ってるんですが、ちょっと中断して…今日は金冠日蝕でした。
私は木漏れ日で確認。
7時30分頃にリングになりました
…ただ、木漏れ日が映っている所がゴミ箱という情けなさ
あ、あと、物干し場の半透明の屋根を通して一瞬だけ見ました(あまり見ると目が悪くなるので)。
数年前、月蝕は見ましたが、こんなに天体関係に注目したのは久々だなあ。
「テルマエ・ロマエ」
お久しぶりです。
ただ今、ゴールデンウィークおさらいキャンペーン中です(笑)。
4/29に見た宝塚歌劇の感想を書き終えたので、時系列に沿って、4/30に見た映画「テルマエ・ロマエ」の感想を…。

歴史が好きなので、以前から興味のあった映画なんですが、とにかく面白かった!
阿部ちゃんのモノローグって何であんなに面白いんだろう。四角四面なルシウスの性格が出てる~!
でも、面白いばかりじゃなく感動するところもあって、見終わった後とても充実感がありました。
温泉も家の狭いお風呂も、とてもいいな~と思える映画でした。
これはもちろん架空の話ですが、わりと歴史や地理に忠実に作られてるのもすごい。
ドナウ川流域って今でも温泉がいくつかあるんだよね(ハンガリーとか)。
ローマ人のキャストは日本人とイタリア人がいますが、ローマのシーンはどっちも吹替えっぽく聞こえてなんだか不思議(実際はイタリア人のみ日本語吹替え)。でも、違和感ないですね。
漫画はまだ連載しているようなので、また続編を作ってほしいなと思いました。
シャンプーやソフトバンクのCMでも阿部ちゃんや上戸彩ちゃんがスピンオフ(?)してますが、それだけでもめちゃめちゃ面白いもんねー。
お知らせ(重要)
いつも「かもな・まい・はうす」ならびに「実感・雑感」に遊びに来ていただき、ありがとうございます。

さて、2004年より運営してきたサイト「かもな・まい・はうす」ですが、2012年5月31日をもって、一部コンテンツを除き更新を停止し、閲覧のみとさせていただきます。
6月1日以降は、当ブログ「実感・雑感」と宝塚ファンブログ「T-YOMOYAMA」の二つを継続し、「よもやま感想文」「よもやま旅行記」「世界・カフェめぐり」の更新があったときはブログでお知らせするという形をとりたいと思っています。

今までサイトに来てくださった皆様、8年間、本当にありがとうございました。
何人かの方とは今でも楽しく交流させていただいており、本当に「かもな…」をやっていてよかったなぁと感謝しています。
あと1ヶ月、よろしくお願いします。
そして、引き続き「実感・雑感」「T-YOMOYAMA」をご愛読いただければ幸いです。