映画「華麗なるギャツビー」
ちょっと時間があいてしまいましたが、この間、映画「華麗なるギャツビー」を見てきました。

実は、時間があいてしまったのは、何から書けばいいんだ~!と迷ってしまったため。
一つの映画の中にいろんな要素があって、それが混じり合っているような感じがするので、なかなか感想が書けなかったんです。
なので、今回はとくに印象的だったところをピックア~ップ!(なんでそんなにテンション上がってるんだ?)

1.ギャツビー役のディカプリオが役にはまってた! 
ディカプリオは30代後半。これ以上若くても、年いってもイメージと違ってしまう。まさに今しかできないギャツビーでした(ちなみに、ギャツビーは32歳くらいなのですが、ディカプリオが若く見える&あの時代の32歳なので、今の彼が合ってるような気がします)。
原作にあるような、青年紳士の雰囲気の中に、ふと見え隠れする軽薄さはほとんど影をひそめ(せっかくピンクのスーツも出てきたことだし(笑)、そういうところがもうちょっと見えてもいいかな)、そのかわり、一途であったがために周りが見えなくなってしまったところが加味されていておもしろかったです。

2.ニック役のトビー・マグワイヤが絶妙! 
見る前は正直、彼にニックのイメージがなかったんですが、存在のしかた、台詞、表情があまりにも絶妙で、アカデミー賞助演男優賞にノミネートしてもらいたいくらいでした!いや~上手い!

3.パーティーの演出が独特でおもしろい!
この時代らしいスィングジャズを前面に出して作るというのが、まあスタンダードな作り方だと思うんですが、ここではジャズを踊りながら、音楽は最新のもの。そして、過剰なまでにド派手なダンサーやボードビリアンたち。
1920年代にここまで派手な色合いの衣装があったかどうかは置いといて、パーティーの客たちのエスカレートした興奮状態がしっかり表されていたと思います。

まあ、心の中には他にもいろいろあるんですが、まだ混沌とした感じで、でも、それはそれで取っておいてもいいかなと思ってます。
その混沌自体が1920年代の印象なのかもしれないし、ギャツビーやニック、デイジーやトムの心理状態なのかもしれないので…。
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上方歌舞伎鑑賞会
日曜日に松竹座で上方歌舞伎鑑賞会を見てきました。
前半は十三代目仁左衛門さんの記録映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」を上映、後半は片岡家の家の芸である「新口村」を上演するという初めての試みです。

最初に、十三代目の長男である我當さんのご挨拶がありました。
我當さんももう高齢ということもあって(お芝居しているときはまったく年を感じさせないのがすごいです)、少し口が回りにくいところもありましたが、いつもの優しくユーモアある語り口で、亡父・十三代目さんの上方歌舞伎への思い、そして上方歌舞伎を愛した勘三郎さんの思い出(勘三郎さんも生前「俺は大阪のお客さんたちに育ててもらった」とよく口にしていたようですね)、後半の「新口村」の解説など、時間いっぱいまで語って下さって、とても楽しかったです。

記録映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」は六部構成で長大なため、各部分を日替わりで上演します。
この日は「若鮎の巻」。昭和62年(今から26年前です)、若手のお弟子さんたちの自主公演「若鮎の会」の第8回公演を指導する十三代目の姿を映像にまとめたものです。
この当時、緑内障のためにほとんど目が見えなかった十三代目ですが、芝居の台詞はもちろんのこと、言い回しや間、動きに至るまですべて体で覚えていて、まるで見えているかのような細やかな指導ぶりに驚きました。
稽古着では分かりづらかった箇所も、役者が衣装を着けて舞台に立ったときに「なるほど!」と思えるところがあり、十三代目が培った芸が生きていました。
また、この映像で稽古をしていた若手の方々も、今ではベテランになられ、確実に上方歌舞伎を支える力になっています(十三代目さんの横で控えていた中学生くらいの少年は、まだ千代丸だった愛之助さんでしょうか?)。
インタビューでは、お弟子さんたちが「もっと芝居が上手になるために自主公演がしたい」と願い出てきてくれたことをとても嬉しく思っていると語っておられ、下の世代に芸を受け継ぎ、上方歌舞伎を発展させなければという強い思いを感じました。
その十三代目の上方歌舞伎への愛と尽力を、今は三人の息子さん(我當さん・秀太郎さん・十五代目仁左衛門さん)たちがそれぞれの形で受け継ぎ、更に盛り立てていこうとされています。
来月の七月大歌舞伎は、そんな方々の思いから生まれた公演ですので、十三代目のことを思い出しながら見たいなと思います(くしくも、今回の映画で稽古していた「一条大蔵譚」が十五代目主演で上演されます)。

後半の「新口村」は我當さんの孫右衛門、吉弥さんの梅川、進之介さんの忠兵衛という配役。
惜しくも昨年限りとなった「歌舞伎鑑賞教室」の巡業でもたびたび演じられ、ご当地である奈良県の橿原市でも演じられたことのある演目です。
私は数年前の橿原市での公演に行きたかったけれど行けなかったので、今回見ることができて本当によかったです。
最初は故郷の新口村へ落ち延びてくる忠兵衛と梅川の姿が舞踊で表され、進之介さんと吉弥さんのたおやかで美しい姿にジワ(どよめき)が起きていました。
そして、忠兵衛の実の父・孫右衛門と梅川のやりとり。
孫右衛門を遠くから見て「わたしゃ嫁でござんす」とつぶやく梅川にまず涙。
そして、忠兵衛は大阪の飛脚問屋に養子にやった身、見つけたら自分が縄をかけて差し出さなければ養い親への義理が立たないと悲しむ孫右衛門にも涙涙…。
さらに、思わず孫右衛門に駆け寄り、(話をすると捕らえなければいけないので)言葉もなく縋りつく忠兵衛にも涙が止まりませんでした。
わが子が死ぬ身だと知りながらも、みずから縄をかけることは忍びなく、落ち延びていく姿を見送ることしかできない孫右衛門の胸のうちがよく分かり、一幕の芝居ながら感動的でした。
また、この場面の義太夫節は名文であり、六太夫さんの語りも美しく、今回は前のほうの席に座ることができたので(なんと全席同じ値段です!)、じゅうぶんに堪能することができました。

先日、歌舞伎鑑賞教室の終了を受けて、新聞のインタビューで我當さんが「学生向けに上演することができなければ、今度は大人の方向けに何かしたい」とおっしゃってたんですが、こういった催しを初心者向けにアレンジしたものならば、初めての方でも気軽に見に行けるかもしれないなーと思いました。
フィンランド・デザイン
日曜日、宝塚を見に行く前に、中之島の東洋陶磁美術館で特別展「フィンランド・デザイン」を見てきました。
finland
フィンランドをはじめとする北欧デザインは、このところ日本でも人気ですね。
この展覧会では、フィンランドのガラス製品の歴史とデザインを一挙に紹介しています。
写真のようなオブジェ(これはなんと「盆栽」という名前です。)もいろんな物があって楽しいのですが、フィンランドデザインの真髄はやはりグラスやお皿といった生活雑貨。
シンプルで無駄がなく、しかも美しい形に収納できるというスグレモノ揃い!その機能美に思わずうっとりでした
また、ヴェネチアの職人とのコラボレートで作られた、繊細な技巧とシンプルな形が融合した作品、「えっ!どうやって作ってるの?」と思うオブジェ、思わず笑みがこぼれるような可愛い鳥やトナカイのお人形などなど、約100年分のガラス作品を見ることができました。

しかも、このフィンランドのガラス製品、量産品はミュージアムショップで一部販売しています!
一番小さいグラスが1,980円くらいで欲しかったのですが、これから宝塚へ行かないといけないし、一つだけ買ってもあまり使わないかと思い断念しました。
またどこかでフィンランドのグラスを見かけたら買いたいな。
チョコレートブレッド
数日早いんですが、父の日のプレゼントにチョコレートブレッドを焼きました。
bred

bred
チョコレート…というか、チョコレート味のカスタードクリームが入ってます。
生地はホームベーカリーで作って、オーブンで焼いてあります。
生地を取り出してから二次発酵させなかったのですが、(ホームベーカリーの説明書に載っていたロールパン等のレシピでは二次発酵させていました)、ちゃんとふっくらしててよかった
ケーキと違ってあっさり味のパンで、中のカスタードも砂糖を控えめにしたんですが、逆にいくらでも食べられるので困りました(笑)。
今度はアンパン作るぞ~!めざせジャムおじさん!(ええっ…)
若い才能
毎年8月に行われる歌舞伎の若手公演「趣向の華」(今年は「若木公演」という副題がついています)で、上方歌舞伎の若手ホープ・中村壱太郎さんが初めて脚本・演出を担当されるそうで、びっくり仰天!!
詳しくは壱太郎さんのホームページをごらん下さい(こちら)。
壱太郎さんは大学を卒業したばかりという若さ。
すごいチャレンジではありますが、若い才能がますます花開くことを願っています。
ペンネームは「春虹(しゅんこう)」といい、曽祖父・二代目雁治郎さんの俳号「春虎(しゅんこ)」から「春」の字をもらい、「虹」には七色に、マルチに活動できるよう、また宝塚の演出家・小池修一郎先生が、さまざまな活躍をする宝塚のOGに「虹組」と呼びたいと言っていたことにあやかって付けられたそうです。
この「春虹」という名前、将来、壱太郎さんに子どもが生まれたり(男の子にかぎらず、女の子でも舞踊家になったとき等)、お弟子さんができたりしたときに、ぜひともどなたかが受け継いでいってほしいなあ…と、ずいぶん先のことまで考えてしまいました(笑)。
あと、ふと思ったんですが、いとこの虎之助さんのお名前って、もしかして、ひいおじいさんの俳号から付けられたのでしょうか?

なんか話が脱線してしまいましたが、8月も大忙しな壱太郎さん、頑張ってくださいね
いちごの紅白寒天ゼリー
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今年もイチゴをたくさんもらったのでサワードリンク(酢と砂糖に漬けたもの)を作りました。
そして、それを利用して、寒天でゼリーを作ってみました。
ドリンクが赤だし、イチゴの形もかわいいんで、彩りがきれいなように紅白にしています。
赤のほうはドリンクと漬けたイチゴで作っています。
白は牛乳にちょっとドリンクを混ぜて作りたかったのですが、分離してしまったので普通の牛乳羹にしました。
赤は甘ずっぱくておいしいし、白は酢が苦手な人でも食べられます。
これは前に作ったミニマフィンの型で作っているので、一口サイズです。
なので、もう、12個作ったうちの半分くらい食べてしまいました(笑)。しかも私と母の二人だけで!
また作ろう…。

よかったー!
>日本代表、ワールドカップ出場決定おめでとうございます
昨日見ててハラハラしたよ~!
でも、「最後まで諦めてはいけない!」と言いながら応援してました。
ホントによかったです
私はそんなにサッカーに詳しくはないんですが、素人目でも「この選手たちならもっともっとできる!」と思うので、これからもまた応援します!

映画「リアル ~完全なる首長竜の日~」
日曜日に「リアル ~完全なる首長竜の日~」を見てきました。

詳しくネタバレするとおもしろくないので、今日はあまり書けませんが、ストーリーが明確にあるというよりは、曖昧な中で徐々に分かってくる感じ。
主人公が昏睡状態の恋人の意識の中に入る「センシング」というものをするのですが、現実のように始まったシーンが意識の中のシーンだったり、途中で突然のどんでん返しがあったりで、「あれ?どうして?」となるところもあるんですが、見終わって、実はその突然さ自体が伏線だったのかも?と気づいたり、普通のストーリにー則った映画とは違う感覚を受けました。
ハリウッドではなく、カンヌ出品作品にありそうな雰囲気(笑)。
あと、オルフェウスとか、イザナギとイザナミみたいなところもあるなと思いました。そこに現代的な潜在意識の話を足したような…。
見てスカッとするとか、そういうジャンルではないのですが、全部見た後で「ここがこうで…」と謎解きしてみたくなるような作品でした。