京都~大原~三千院♪
一昨日、仕事がお休みだったので、京都・大原へ遊びに行ってきました。
七月に比叡山に行ったときにも降りた八瀬比叡山口の駅からバスで約20分、山を一つ越えれば大原の里です。
前回は乗り換えのために八瀬の景色もほとんど見ていなかったのですが、車窓から見ると、同じ山里でも、八瀬は山の間に家が点在している峻厳なイメージ、、大原は八瀬よりも農地が多くて平らなので、どこかほっこりと丸いイメージでした。

そして、大原といえば三千院。
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「京都~大原~三千院♪」で始まる、「女ひとり」という歌で有名なところで、いったいどんなところにあるのかと思っていたら、参道はけっこうな坂道(舗装はされてるけどね)。
あの歌のように着物ではとても行けません結城紬も塩瀬の素描きの帯も何もあったもんじゃないです(笑)。
行きたい方はぜひ動きやすい恰好で!
それにしてもこの三千院、めちゃめちゃきれいなところでした。
特に「聚碧園」と「有清園」の二つのお庭、「有清園」を間に挟んだ「晨殿」「往生極楽院」の美しさは必見です。
聚碧園は萩と秋海棠が見頃。
有清園は青々とした苔と杉木立が清らかで、数歩歩くごとにいちいち立ち止まって眺めたくなるほどでした。
往生極楽院の本尊・薬師三尊像も見どころの一つ。
私が行ったときは有名な観音菩薩・勢至菩薩のお二方はいらっしゃらなかったんですが(修復中?)、薬師如来の温かな存在感はとてもよかったです。
往生極楽院の天井は船底天井という独特のもの。
以前は極彩色にいろどられた大変美しいものだったそうで、その復元模型が宝物館「円融蔵」にあります。
私も行ってみたのですが、ほんとに綺麗!
美しい庭と極彩色の堂内…それはもう、極楽浄土もかくやといった感じだったのでしょう。
お寺は撮影禁止だったので、コチラの公式サイトをどうぞ。

帰りは山里の風情を見たくて違う道を通り、少し散策にも出かけました。
田舎育ちなので、田んぼは珍しくありませんが、青空が広がって、山も美しくて、歩いていて気持ちが良かったです。
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大原のバス停に着いたのは予定より早かったのですが、暑かったからか、意外とたくさん歩いたからか、ちょっと疲れていたし、買い物もしたかったので、バスで京都駅まで戻ることにしました。
行きと帰りは途中から違う道(バスは出町柳まではほぼ電車の駅の近くを通ってました)だったのですが、大原から京都駅まではだいたい1時間くらいでした。

今回は三千院とその近くしか行かなかったのですが、今度は寂光院のほうへ行ってみたいです。
冬は雪が多いと思うので、行くならまた来年の今頃がベストかな。
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二度美味しい
最近見ているドラマは、「おそろし―三島屋変調百物語―」。
私は既に原作も読んでいるのですが、少し前のことなので忘れているところもあって、また新たな気持ちで見ています。
怖いけど、どこか哀しく、優しく、ホラーというよりは人間ドラマの趣があります。
主人公・おちかを演じる波瑠さんもイメージぴったりで、毎回楽しみにしています。
そして、ドラマが一話終わるごとに原作も一話ずつ読み返しています。
ドラマはおおむね原作に忠実に作られていますが、少し表現が違うところもあり、その違いを味わえるのも面白いなと思います。
いわば、一つの話を二度味わって、二度美味しい状態。
あと一話で終わりなのが寂しいですが、原作には続編もあるので、ぜひドラマでもやってほしいなと思っています。
ただ、続編には実写にできるかどうか分からないものが登場してくるので(ちなみに、私はその話が一番好き)、もしやるとしたらどんなふうになるんだろう?と気になっています。
でも、どうにか頑張って実写化してもらいたいな~。
九月花形歌舞伎「壽三升景清」
ネタがなーんにもないので、すっかり御無沙汰してましたが、やっと復活です。
16日に、南座で九月花形歌舞伎「壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)」を見てきました。
これは今年の1月に東京の新橋演舞場で初演されたもので、歌舞伎十八番のうち、悪七兵衛景清を主人公とした「関羽」「鎌髭」「景清」「解脱」をもとに、通し狂言として新たに作り上げられた作品。今回の南座が二度目の上演となります。
時代物ですので難しいところもあるのかなと思っていたんですが、実際に見てみると分かりやすくて面白かった!
古典的な場面に現代の演出を加味した華やかな舞台(演出は藤間流宗家・藤間勘十郎さん)で、クライマックスは大いに盛り上がりました。

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幕開きの巨大な海老の絵からも分かるように(笑)主役の景清を演じるのは海老蔵さん。
最初のセリフの声がハッとするほど団十郎さんに似ていてびっくり
生前の団十郎さんが志した「歌舞伎十八番すべての復活上演」を受け継いだ今回の作品。もしかしたら、最後に舞台を踏んだ南座のどこかで団十郎さんが見守ってくれているのかも…。
海老蔵さんの発声も、以前とは見違えるように(聞き違えるように?)良くなり、スケールの大きな舞台にふさわしい華が備わっていたと思います。
景清の頬にある一筋の藍隈を、海老蔵さんは「平家の武将たちのみならず罪なき者たちまで死に追いやった源氏への恨み。心の陰」と解釈していましたが、その心理を描くことで古典的な世界の中に現代性が生まれ、その現代性が海老蔵さんの持ち味にもぴったり合っていました。
そして、源氏への恨みが消えた景清の頬には、藍色ではなく正義や元気の良さを表す赤い隈が。
隈取り一本にもストーリーが現れているところに感動を覚えました。

この作品および海老蔵さんをがっちり支えているのは、ベテランの左團次さん、中堅どころの翫雀さん・孝太郎さん。
殊に翫雀さんと孝太郎さんは新キャストにも関わらず、まるであて書きのように役にぴったりとはまってました。
翫雀さんの、単に捌き役というだけではない人物の大きさ、また、別の場面でのやわらかな和事味、孝太郎さんの豪華ながらも清冽な美しさと、源氏方が相手でも臆することのない気丈さが特に印象に残っています。

また、海老蔵さんの同世代や後輩の世代も大活躍。
亀ちゃんこと亀三郎さんは、昨年に単独上演された「鎌髭」に出演していて、その時よりもリラックスした雰囲気が漂い、自由闊達な演技。
お若い廣松さんは生では初めて見ましたが、清潔感があって素朴な可愛らしさがありますね。
そして、坂東薪車さん改め市川道行さん。再び歌舞伎の舞台を踏むことになりましたが、けっこう大きな役でびっくり!
海老蔵さんが戦力として期待していることがうかがえます。
実力のある人ですので、今度はこじれることなく活躍していってほしいなと思います。
また、出演者の中で最年少の子役・吉岡竜輝くん(弟の翔馬くんとのダブルキャスト)。歌舞伎の舞台によく出ているのでもうすっかりお馴染みですが、子どもの時期を脱してステキな美少年(女の子の役だったので舞台では美少女)になってました。声も可愛いというより綺麗ですね。

今回の演出の目玉ともいえるのは、上妻宏光さんの津軽三味線。
宝塚の「MAHOROBA」という演目で彼の津軽三味線を聴いたことがあるのですが、その時は録音でした。
今回初めて生で聴いて、その音量と迫力に感心。また同時に繊細さも感じました。
特にすごかったのは、クライマックスの牢破りの場面。
津軽三味線の音色、リズムをつけて踏み鳴らす役者たちの足音(名題下さんたちが大活躍でした)、舞台上の鮮やかな色彩までが渾然一体となり、ひとつの「合奏」を見ているような感覚に、血が湧き立つような興奮を覚えました(実はお昼ご飯を食べたばかりで、ちょっぴり眠気と戦っていたのですが、一気に目が覚めました)。
これこそが芝居の醍醐味、生の舞台の醍醐味ですね。
その後の大詰「解脱」は静かな美しさ。
清浄な心になった景清が天に召されるのですが、少しカーテンコールのような趣もあります。
舞台上には「三升席」という一幕見席が設けられています(役者さんを至近距離で見られるスゴイ席です!)。
照明のほとんどない真っ暗な舞台から始まるのですが、海老蔵さんが杖をつく音を大きく立てて三升席の人を驚かせたりするアドリブは面白かったです。

最近はブログが超有名になった海老蔵さんですが、そのブログも含めて歌舞伎の普及に努める姿勢、「お客様を楽しませたい」という姿勢が、このような華やかな舞台になっているのを実感しました。
アイスクリームのクレープ
今日は弟の誕生日だったので、手作りデザートを…。
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前の日に作っておいたクレープにアイスクリームをはさんで、ホイップクリームとチョコソースでデコレーションしました。
このためにチョコソースを買ったんですが、大阪へ出たついでに成城石井に行ったら、業務用しか売ってなくて、持って帰るのが超重かった~!
でも、バンホーテンのだから美味しいよ♪思ったより安かったし。

さあ、来月の父の誕生日には何を作ろうかな?
す、すごい!
ただ今午前2時です。
朝、8時過ぎに起きたせいか寝られません(普段は11時就寝で5時半起床なの…)。
寝られないついでに海老蔵さんのブログを見ていたら、すごい記事が載ってました!

少し前に、坂東薪車さんが破門されて名跡を名乗れなくなるという衝撃的なニュースがありましたが、その薪車さんがこの度、成田屋一門に入門されることに。
しばらくの間は「市川道行」の名前で(ちなみに、破門されてからは「秋元道行」という名前でした)下積みを経験し、その後、海老蔵さんからしかるべき名前をいただくそうです。
実はこの間から、顔を隠した状態で海老蔵さんがブログに写真を載せたり、上方歌舞伎で一緒だった片岡千次郎さんが意味深なことをブログに書いてましたが、そういうことになったのね。
破門された時からずっと心配していたので、まずは一安心。
あとは、どんな形であれ、元の師匠・竹三郎さんとの和解が叶うといいなあと思っています。
破門以来、きっと双方ともに苦しい気持ちでいらっしゃるでしょうし。
ともあれ、市川道行さんの今後に幸あれ!