たんじょうび
今日は私の誕生日です。
何しろ立派なイカズ後家ですので、誕生日にはもう恐怖しか感じないんですが(笑)、「たった一つ年とるだけや!怖くないんや!」と言い聞かせて何とか今日を乗り切りました。
と言いながら、誕生日には毎年「自分へのご褒美」(この言い方はキラキラしすぎてて何か使うの恥ずかしいんやけど…と思ってしまうのは、世間でいう「こじらせ女子」だからなのか?)を買ってたりします(笑)。まあ、だいたい千円くらいの安いものだけど…。
でも、今年は作りました。しかも、家にあるものだけで!
teacake
パウンドケーキの一種で、アップルティーのケーキです。
飲み物の中で紅茶が一番好きなので、やはり誕生日には好きなものを…と考えてこれにしました。
一昨日に作って昨日と今日食べましたが、やはりパウンドケーキは少し時間が経ってからのほうが美味しいですね。
なんというか、バタ臭さが消えるというか(バターがないのでマーガリン使ってますが)。
ちなみに、私の今年の目標は、パイ生地作りをマスターすることです。
バターが普通に出回るようになったら作ります。
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11周年
早いもので、私がサイト「かもな・まい・はうす」を初めて今日で11年になります。
もしあのサイトを作っていなかったら、私はブログもやっていないと思うので、ある意味記念すべき日です(私的すぎるけど)。
記念にデザインを変更し、「宝塚よもやま感想文」に2014年12月分をUPしました。
コチラからどうぞ。
やっぱり書く、震災のこと
昨日、阪神大震災から20年を迎えました。
奈良で大した被害もなかった私の経験はぬるすぎて、書こうかどうか迷ったのですが、お友達のブログにコメントさせていただいて肚が決まりました。

私は震災後すぐ、大学時代を西宮市で過ごしています。
私の大学生活は、5月までの休校(その間、学部の教授に勧められて、同級生10数人と伊丹で発掘された江戸時代の遺物を洗ってました。その時知り合った友人たちとは今でも仲良くしています。)の後、仮設校舎で始まりました。
電車から毎日見ていたのは、1階部分がつぶれたマンション。車が挟まっていました。
そのマンションは1年以上そのままで、思うようには進まない復興の厳しさを物語っていました。
1年以上更地のままの場所もたくさんあり、震災からちょうど1年後、そこに線香が手向けられているのを見て胸がつまりました。
けれども、そんな中からいろんなものが復興されていき、人々の意志の強さ、苦しく悲しい中での努力を今になって痛感します。
「震災を風化させないこと」が今後大切になってくるとニュースで言われていました。
私の経験は主に「見た」ということだけなのですが、それでも、どんな被害があったのか、人々がどんな悲しみを背負っていたのか、どんな努力をして復興を成し遂げていったのか、それを伝えることはできます。
来年の1.17も、きっと何かを伝えていきたいと思います。
文楽「彦山権現誓助剣」
今年最初の文楽は、「彦山権現誓助剣(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」。手軽に幕見で見てきました。
上方はやっぱりまだ松の内です。文楽劇場には門松と注連縄、それににらみ鯛と鏡餅もありました。
bunraku1
この鯛はホンモノなのだろうか?
そして、もう一つのにらみ鯛(これは明らかに作り物ですが)が舞台上部に。
bunraku1-2
やっぱり新春はいいなあ。
それだけでなく、新春に伝統芸能に触れられるのも嬉しいことです。

さて、「彦山権現誓助剣」ですが、たしか、松竹座で一番初めに見た歌舞伎がこれだったと思います。
あの時は「毛谷村」だけだったので、前後の物語があまり分からなかったのですが、六助の師匠を殺した微塵弾正ってこんな登場のしかたしてたのね。詐欺師まがいというか何というか…(苦笑)。
この人を巡って殺しだ仇討だと物騒なところもありますが、家族の物語なので、何だかほのぼのしている気がします。
「毛谷村の段」に至っては半分以上ほのぼのです。
とくに、六助とお園が絡むシーンが面白い。
六助が自分のいいなずけだと知るや否や、「あなたの女房はこの私!」と言い放ち、いきなりご飯の準備をし始めるお園ちゃん。呆れる六助。まるでラブコメでした(笑)。
あと、お園の甥で、六助がそのことを知らずに預かっていた弥三松(やそまつ)が可愛いです。「伯父様、ぼん(自分)にも仇討させて」って、仇討の意味分かってんのかいな(笑)。…まあ、この弥三松も母親(お園の妹)と祖父と守役を殺されているので、仇討する理由はあるんですけどね。
お園が紅梅の枝を六助の帯に挿してあげた後で、お母さんも椿の枝を折ってきて娘婿の六助の帯に挿してあげるんですが、ここ、なんでか笑ってしまうんですよね。歌舞伎で見た時もなぜかみんな笑ってました。
「毛谷村の段」の「中」を語った咲甫太夫さんは美声ですね~。思わず聞き惚れてしまいます。
切場語りの咲太夫さんの味わい深い語りも好きです。しみじみするな~。
これからもお元気で聴かせていただきたいなと思いました。

それにしても、文楽の幕見って値段の割に内容が濃くてお得ですよね~。
来月は初めて歌舞伎の幕見に挑戦します。無事にチケットが取れたらいいなあ。
松の内
少し寒さがましになったなと思っていたら、また元日あたりの寒さが戻ってきましたね。
関東では7日に松が終わってしまったようですが、関西は15日まで松の内です。
ちょっと前までそのことを知らなくて、テレビやネットを見て「いや、まだ松の内でしょ?」と思ってました(笑)。
うちに松飾りはありませんが(数年前まで、簡易版門松というか、小松を紅白の紙で包んだものを門柱に括りつけてましたが、門柱は取ってしまったし、その松飾りももう売ってないので今は飾れません…)、15日まで注連縄はついたままです。
宝塚大劇場の開演アナウンス(トップスターがやります)も、たぶん15日までは「新年あけましておめでとうございます」と言っていると思います。
今度、15日までに文楽を見に行こうと思っているのですが、舞台の上部の「にらみ鯛」はまだついているのかなあ…。
あっ、そういえば、明日はえべっさん(十日戎)ですね。
厳密にいえば、今日から宵えびすが始まってます。
すごく小さかった頃に今宮戎に、大学生の時に西宮戎に行きましたが、めっちゃ人が多かったな~。
私の同級生の子のお姉さんが福娘に選ばれたこともあります。
まだまだ景気が悪いので、えべっさんにはぜひぜひ頑張ってもらわねば(笑)。
がんじろはん!
今年の初観劇、「壽初春大歌舞伎」に行ってきました。
待ちに待った(でも意外とすぐ来た)四代目中村鴈治郎襲名披露です!
ちなみに、これが祝い幕。
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ちょっと見づらいかもしれませんが、月に向かって飛んでいるのは赤い鴈です。
3羽のグレーの鴈(ふつうの鴈といったほうがいいかな)は初代・二代目・三代目の鴈治郎、赤い鴈は四代目を表しています(ふつうの鴈の3羽目が他の二羽とちょっと離れているのは、三代目すなわち当代の藤十郎さんがご健在で出演中という意味なのでしょうか)。
今回はどの演目の前にもこの幕が出ていて嬉しかったです。

さて、最初の演目は、「これぞお正月!」という「壽曽我対面」。
早いもので、「対面」を見るのはもう三度目です。
今回は工藤佑経が橋之助さんという大幅な若返り(去年の浅草ではもっと若いメンバーでやってたんですが、あくまでも私が生で見た範囲で)。
愛之助さんの曾我五郎、吉弥さんの大磯の虎など、以前と同じ配役もありますが、ちょっとずつ若い世代も混じってきて、新世代の「対面」という感じがしました。
今回一番印象に残ったのは、亀鶴さんの朝比奈!
朝比奈としてはまだまだ若いのかもしれませんが、台詞回しといい、声といい、なかなかのもの。
亀鶴さんは本当にいい味わいのある役者さんなので、もっといろいろな役を見たいですね。
それにしても、肝腎の橋之助さん、お風邪なのでしょうか?声が大変そうで心配です。
工藤役としては、さすがに「若いな」とは思ったんですが、立派な感じはニンに合ってると思います。ちょっと尊大に見せたりするところも上手いです。
今回初めて生で見た虎之助さん、扇雀さんの息子さんで鴈治郎さんには甥にあたります。
第一印象は「細っ!」と思ったけど、こちらもなかなか声がいい。
テレビで見た女形も可愛かったので、様々な役にチャレンジしていってほしいなと思います。
新悟くんの傾城姿、きれいだったな~。いつもブログで笑わせてくれる人とは思えないくらい(笑)。身長があるので華やかな衣装が映えますね。
最初の大名のところでふと気付いたのですが、ベテランのお弟子さんたちばかりでなく、若い方々の顔もだんだん分かるようになってきていて、なんだか嬉しいです。
皆さんブログやツイッターをやっているということもあるのですが、「あっ、橋吾さん!」「こちらは千次郎さん!」等と発見できるのは楽しいですね。

そして、鴈治郎襲名披露、「待ってました!」の「吉田屋」。
鴈治郎さん、意外にも初役の伊左衛門です。
見るたびにいつも「可愛い」と思ってしまう伊左衛門なんですが、今回なんで可愛いのかが分かった気がします。
伊左衛門はほんとに夕霧に惚れてるから可愛いんです。好きだからあんなに拗ねてるんですね。いわゆるツンデレ?(笑)。
藤十郎さんの夕霧はとにかく美しく、「わしゃ、わずろうてなあ」のセリフ回しがなんとも優雅。
演じている間は親子という意識ではやっていないと思うのですが、親子であるがゆえの丁々発止のやりとりが面白かったと思います。
おきさの秀太郎さんは、いかにも上方らしいじゃらじゃらとした台詞回しがおもしろかったです。秀太郎さんが出ると舞台がパアッと華やかになる気がします。
以前から子役として活躍していた吉岡竜輝くん(9月の南座でも見ました)が、成駒屋の部屋子・中村未輝(みき)としてお目見え。美少女な禿でした~。
弟の翔馬くんも「河内山」に出演していて(交代出演ですが、私が見た回は出演してました)、こちらも歌舞伎界に入ってほしいな~と思っています。
それにしても、名前(音)が2文字の歌舞伎役者って珍しいかも。

最後は「河内山」。
仁左衛門さんの河内山を見るのは初めてです。
このお芝居は割と現代感覚に近くて、ちょっとしたところにコミカルさが出るのが楽しいですね。
そして、ベテランならではのこなれた感が素敵。仁左衛門さん、「素で河内山なんじゃない?」と思ってしまうくらいです(笑)(何年か前にほとんど若手でやったんですが「こんなん、ようやったな」と改めて思っちゃいました。あれはあれでよかったけど)。
あ、そうそう、私、今までずっと出雲守のことを「わがままな殿様」だと思ってたんですが、「殿様だからわがままなんだな、彼は」と気付きました。まず「殿様」ありきという感じ。それくらい梅玉さんは「ザ・殿様」でした。
竹三郎さんはいつもお元気で、きれいで、上方も江戸も自由自在。
彌十郎さんの高木小左衛門は初役だそうですが、それが意外に思えるほど似合っています。こういう肚のある、現代的な趣の役が上手いですね。
彌十郎さんと敵役の亀蔵さんはよく一緒に出演しているからか、やりとりもすごくバランスが良かったと思います。
あと、秀調さんの和泉屋の練れた味わいが異彩を放っていておもしろかったです。
松江さんの和馬、やっぱりかっこいいな~。三枚目もやったりするけど、やっぱり本領は二枚目ですね。
壱太郎さんの美しい浪路もよかった。
総じて、あっという間で楽しかった~!

翌2月も襲名披露が続きます。
来月は猿之助さんや松緑さんたち花形世代も出演する予定で、今から楽しみにしています。

追記:初芝居ということで、着物を着て行きました。
kimono
着物と帯は去年の初芝居と同じコーデなのですが、帯締めと帯揚げが違います(写真ではわかりにくいけど)。
帯締めは約一年前に買ったベージュに金糸の縁取りのもの。着物と同じ色なので選んでみました。これは他の着物にも合わせやすそう。
帯揚げは薄いグリーンです。
ちょっとオバ…もとい、年が上になってきたので、落ち着いた色合いも試していきたいと思ってます。
お正月を写そう 2015
新年あけましておめでとうございます。

例年にないほど風が強く、寒いお正月となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は寝正月を決め込むつもりが、この寒波の中、お墓参り→近所の神社へ初詣→お寺へお参りと強制的に連れていかれました
それも終わって、追加で出す分の年賀状を印刷していたら、楽しみにしていたNHKの古典芸能の番組を20分ほど見逃してしまいました。
しかも、その20分間に巳之助さん&壱太郎さんの「団子売」の舞踊が
その上、今日に限って録画をしていないという失態…。
新年早々「見逃したー!!」と大いに嘆いてしまいました。
例年どおりなら再放送があると思いますので、これは是非チェックせねば!

さて、今年の「お正月を写そう」は、我が家のお正月の掛け軸です。
2015osyougatsu
どこにでもあるような絵で、さして珍しいものでもないんですが、物心つく前から、お正月は喪中以外ずっとこの掛け軸です(たまに、節分を過ぎてもしまい忘れてたりするんですが…(苦笑))。

新年早々大失態をお見せしてしまいましたが、早々に厄払いを済ませたということで、明日からはささやかでもいいので幸福が訪れてくれれば…と思っています。