船乗り込み
七月大歌舞伎を前に、毎年恒例の船乗り込みがあります。
ずっと行きたいなと思っていたんですが、今年初めて行くことができました。
今年はあいにくの雨。しかも、八軒家浜から役者さんが乗り込んだ辺りから大雨(難波の戎橋で生中継してました)。
2時過ぎから戎橋で待ってたんですが、着くのは3時40分頃とのこと。
近くで買い物をしたりして待った後、戎橋の下のとんぼりリバーウォークに行って到着を待ちました。
その間に、松竹座の案内係のお姉さんから紙吹雪やテープをもらったので、近くにいた人と分けてスタンバイ。
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紙なので、雨にぬれないようにするのが大変…。
生中継を見ていて分かったんですが、お姉さんたちはかなり遠くまで配りに行ってたみたいですね。ごくろうさまです。
40分になって、船で演奏している鳴り物の音はするものの、船はなかなか現れず、4時前になってようやく到着しました!
真ん中にいるのが今回襲名披露される五代目雀右衛門さんです。
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(人がたくさんいるので、顔が写りにくいように少し小さめにしています)
船着場のすぐ前にいたので、役者さんたちがめちゃめちゃ近くて緊張してしまいました。恥ずかしくて目を合わせられない!
でも手を振ったり、紙吹雪を撒いたりしましたよ。紙テープはあんまり上手に投げられなかったけど…。
あ、あと「鴈治郎さんが手を振り返してくれた」「亀鶴さん、近くで見る方がかっこいいな」とか思ってた(笑)。
テレビや新聞の撮影が終わって、役者の皆さんが船から降りてこられるんですが、その時に贔屓の種之助さんも間近で見られてよかった!(でも緊張した)
その後、松竹座前で花束贈呈と式典がありました。
船には乗ってこられなかった藤十郎さん・竹三郎さん・秀太郎さんのベテラン勢にもお目にかかることができて感無量です。
橋之助さんと次男の宗生さんもいたのですが、後ろにいたおっちゃんが「あの端におるのは橋之助のとこの坊主や」と言っていて、「友達の子どもかいっ!」と思わずつっこみたくなっちゃいました(笑)。
まあ、こういう親近感が大阪のノリなんやけどね。

雨で指の腹がシワシワになるくらいでしたが、見に行けてよかった。
来年は晴れたらいいな。
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飛躍する兄弟たち
中村歌昇・種之助兄弟の勉強会「双蝶会」の第二回目の内容が決定!
おおお、「車引」と「寺子屋」か!びっくり!(「車引」だけだったら驚かないかもしれないけど、「寺子屋」とはすごいな!)
歌昇さんの松王丸、種之助さんの源蔵、考えただけでもドキドキです。
父親になったばかりの歌昇さんに松王をさせるのはちょっと残酷な気もしますが(まあ、自分たちで決めたんだろうけど)、兄弟で緊迫感のある舞台を作り上げてほしいなと思います。
また、「車引」の桜丸には、成長著しい中村梅丸さんが抜擢されました。
時平を演じる又之助さんもプレッシャーは大きいかもしれませんが好演を期待しています!
そして、「寺子屋」では、お二人の親戚である米吉さん、梅枝さんも出演。
米吉さんが戸浪を、梅枝さんが千代を演じます。
小川家の「寺子屋」だー!(笑)でも、将来はこの4人での寺子屋が何度も見られるかも…と思わず期待してしまいます。
それにしても、種之助さん、しばらく見ないうちに顔つきが精悍になりましたね~。いつまでも「種ちゃん」なんて呼んでちゃいけないかも(笑)。
歌昇さんはポスターの松王丸の横顔が獅童さんそっくりで驚きました!やっぱり親戚ですね~。

兄弟といえば、お馴染みの勘九郎・七之助兄弟の錦秋特別公演の演目も発表されました。
「歌舞伎塾」と銘打って、立役と女形のできるまでを見せるという今回の趣向はなかなか面白そう。
またご兄弟の踊りも「汐汲」「女伊達」という興味深い演目です。
勘九郎さんの女伊達は珍しいな(一瞬「おかあさんや伯母さんそっくりの顔になるんだよね」と思ってしまった私を許して(笑))。
うたたね兄弟のほうは東京のみなので私は見に行けないのですが(泣)、中村屋兄弟は大阪と京都でも公演があるのでぜひ見に行きたいなと思っています。

…あ、今思い出したけど、播磨屋と中村屋って親戚だ(笑)。
ココアサブレと紅茶ゼリー
父の日のプレゼントに、ココアサブレと紅茶ゼリーを作りました。
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ココアサブレはかなり前にも作ったんですが、そんなにコツが要らず、味に失敗がほとんどないので重宝します。
スライスアーモンドがアクセントになって美味しいです。
今回は少し多めに作って、友達への誕生日プレゼントにもしました。
紅茶ゼリーはゼラチンの箱におまけとして入っていたレシピを見て作りました。
トッピングはオレンジと缶詰の桃です。
爽やかな風味で、夏にぴったり。
また暑い時にでも作って食べたいです。
舞洲ゆり園
去年から行きたいなと思っていた舞洲ゆり園に行くことができました。
たくさん咲いているというのはCMや新聞で知ってましたが、まさかこんなにたくさんあったとは!
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これ、ほんとすごいんです!ゆりのお花畑なんて見たことなかったのでびっくり。
今はこの写真のように黄色いゆりが満開なんですが、ピンクや白や赤やオレンジのゆりも咲いています。
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5色のゆりがボーダー状に植えてあるのですが、ずーっと連なって咲いていてすごくきれい。
もちろん、香りもいいです。
しかも、ゆりにもたくさんの種類があるんですね~。同じ色でも名前が違うものが複数ありました。
この日は蒸し暑く、しかも海のそばなので風も強く、思ったより短い時間しか見られなかったんですが、こんなにたくさんのゆりが見られたので満足です。

P・S ゆりの鉢植えも売られているのですが、そちらもけっこうたくさん咲いていて、ずらっと並んでいるところはゆり園も顔負けの華やかさでした(笑)。
「殿、利息でござる!」
先月末に、話題の映画「殿、利息でござる!」を見てきました。
面白かったし感動したし、めっちゃよかったー!
クスッと笑えたりするところは「超高速参勤交代」を思い出したんですが、やはり本当にあった話というのは、飄々と描きながらもずっしりとした感触があると思いました。
また、美術陣もそのリアリティに一役買っています。セットなのかロケなのか分からないんですが、「パッとしない宿場町」のリアル感がすごい。
その宿場町で貧困にあえぐ人々のため、一歩間違えば首が飛びかねないような奇想天外な策を思いつく人々。
しかも、そこに「驕り高ぶらない」という気持ちを込めた「慎みの掟」を自ら課します。
単に慎み深いというだけでなく、人のこと、町全体のことを考えた上での慎み深さに胸が熱くなりました。
また「慎みの掟」ができるよりずっと前から慎みに慎みを重ね、そのために誤解されたまま死んでも悔いはないという深い心を持った人も。
そのために兄弟の葛藤も起こりますが、それを乗り越えていく関係の深さに感動。
阿部サダヲさんの涙と、妻夫木聡さんの静かな演技が胸を打ちます。
また、敵役(?)を一手に引き受けた松田龍平さんの上手さにも唸りました。
そして、男たちを驚かすほどに剛毅な女たち。
竹内結子さん演じる小料理屋の女将のきっぷの良さ、瑛太さんの妻役の山本舞香さんの潔さが爽快です。
そしてそして、超サプライズ配役!羽生選手が演じる藩主!「重村である」と言うセリフの殿らしさがなかなか良かったかも。
本当に素晴らしい話で、何度も見たくなるような映画でした。

P・S 原作者…というのかな?調査して本を書いた磯田道史先生が武士の役で出演!こちらもサプライズですね(笑)。