幕末のちょっとしたお話
いつまでもクリスマスの写真でもしょーがないので、年末にちょっとした小話を…。

来年の大河ドラマは「篤姫」。幕末が舞台です。
幕末といえば、朝廷・薩長に味方する侍たちと幕府に味方する侍たちが戦った時代ですが、その中には脱藩した侍もたくさんいます。
まあ、そういう脱藩者はだいたい下級武士が多いんですが、なんと、大名なのに脱藩しちゃった人がいます。
その方は、請西藩(現在の木更津市付近)十四代藩主・林忠崇(ただたか)。
詳しいことはこちらこちらの解説にお任せしますが、林家は関ヶ原の合戦以前から徳川に仕えていた譜代大名ということもあり、当時二十歳だった忠崇は、幕臣の伊庭八郎らと出会って意気投合。脱藩して幕府側について戦ったそうです。
そういうことにまったく関係のない時代の人間からみると、「脱藩大名」なんてちょっと面白いように思いますが、当事者たちには本当の一大事だったようで、実際に藩の偉い人たち2名が責任を取って自害しています。
そしてご存知のとおり幕府軍は敗北し、請西藩は改易(藩の取り潰し)になっています。
明治になって、旧大名は、幕府軍についた者であっても子爵以上になっているんですが、忠崇は一士族となって、生活に困窮することさえあったようです。
ただし、その後、従弟で養子の忠弘が男爵に列せられた時に、称号は無いながら華族となり、晩年は娘と一緒に暮らして昭和16年に94歳で死去。「最後の大名」と呼ばれています。

ちなみに、この林忠崇のことを書いた本「脱藩大名の戊辰戦争」が出ています。
私も未見なんですが、いつか絶対読んでみたいと思います。
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