紫式部ものがたり
9日に大阪で「紫式部ものがたり」を見てきました。
前日に携帯をなくして、どよーんとしてましたが、お話が面白くて、ちょっと立ち直りました。
「紫式部」「源氏物語」というと、なにやら格調高い(今、「かくちょうだかい」って打ったら「拡張打開」って出た(笑))イメージがありますが、これはコメディで、ド近眼で物語好きの若後家さん・文子(あやこ@後の紫式部)のドタバタっぷりが楽しくて楽しくて。大地真央さんだからこそできる、軽妙な紫式部だったと思います。
そして、そこに、当時の権力争いを裏側から見る構図、若き日の一夜の恋の因縁、女の友情、親子愛、「単なる物語好きのお姫様」だった文子が作家・紫式部として目覚めていく姿などなどが絡んでいくんですから、面白くないはずがない!
とくに面白いのは、本来はなかったことかもしれませんが、ライバルの清少納言(酒井美紀さん)が、文学を志す同志として、悪口を言い合いながらも式部を支援するシーン。
ここにはなんと、少納言がかつて仕えていた中宮定子(椿真由美さん)の亡霊や、ほかに成仏することのできない亡霊たちが登場し(牛の亡霊もいるの(笑))、式部に物語の参考として自分たちの体験談を話しています。
権力闘争渦巻く時代の中で、「無念のうちに死んでいった定子様たちの思い、さまざまな人の思いを源氏物語に書き留めてほしい」と願う清少納言や和泉式部(高田聖子さん)の思い、「源氏物語の中で私は本来の自分に戻れる」と語る中宮彰子(神田沙耶加さん)の思いに応え、作家としてどうしても物語を完成させようと誓う式部の姿が鮮やかでした。
他、安倍清明を演じた俊藤光利さんの二枚目ぶり&ちょっとズレた感じのりりしさ(笑)が印象に残りました。
あ、そうそう、マオさんが男役で光源氏を演じるのも見どころです。みずみずしくて爽やかな「光る君」そのものでした!
男役の現役時代を直接知らなかったので、今回はお得な感じでした。
そういえば、式部の侍女・左近を演じたのは、元・花組芝居の植本潤さん。男性ですがどう見ても女性にしか見えません!
マオさんが女で男役で、植本さんが男で女役で…とか考えてたら、ややこしくて仕方ありません(笑)。
スポンサーサイト
  
コメント
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?

    
トラックバック
トラックバックURL
→http://myhouse.blog5.fc2.com/tb.php/205-c8f4976a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)