紅葉の奈良散策
昨日、友達のDさんと奈良に行ってきました。
こんなに紅葉のきれいな時期に行ったのは私も初めてです(いや、行ったけど忘れてるのかも…)。

最初に興福寺の国宝館に入りました。
先月まで阿修羅像ほかの特別展示がお堂であって、実はこの日が国宝館での展示復活の最初の日だったらしいです。
今日、新聞で知ってびっくり!ラッキーだったね。
中学生以来の国宝館で、こんなに仏像があったのか!と改めて驚きました。
中学時代はあまり仏像に関心がなかったんで、実は八部衆くらいしか覚えてなかったんだよね…。
運慶の作った仏頭を見て「顔が運慶のほかの仏像(安倍の文殊さんとか)に似てる」と思ったり、「阿修羅の顔って、現実になかなかいない美青年のイメージなのかと思ってたけど、こんなに写実的だったとは!」と驚いたり。
邪鬼の灯籠も、生で見たら仏師の気合入りまくりで面白かったです(笑)。
そして、ここの帝釈天もなかなかの男前です(笑)。
国宝館は来年リニューアルするらしいんで、また行こうと思います。

昼食を食べてからは東大寺へ。
南大門のそばも紅葉がきれいです。
紅葉1
当然、鹿もいます。
鹿1
こちらは毛づくろいかと思いきや、耳掃除でした(笑)。
鹿2
そして、南大門をくぐって、三月堂へ。
私、生まれも育ちも奈良ですが、ここは初めてです。
三月堂
ここには、ずっと前から会いたかった不空羂索観音さま始め16体の仏像がおまつりしてあります。
不空羂索観音さまは写真で見るよりも均整の取れたバランスのいい姿、そして、写真で見るよりもずっと優しい雰囲気で「やあ、よく来たね」と言う感じで出迎えてくれました。
四天王と金剛力士像は着ているものがそっくりで、6対セットでいっぺんに作ったのかな?と思いました。
日光菩薩・月光菩薩はよく教科書で出てきますが、こちらも写真よりスゴイ。なんか、静かなオーラが出てます。
吉祥天はまさしくホンモノの天女!こんな美しい仏様がここにいたとは…。
弁天様の6本の手のバランスも美しかったです。
遠ざかったり近づいたりしながら、すべての仏像を堪能させていただきました。
ここは本当に外と違う空気が流れていますね。
そして、おとなりの二月堂へ。
ここから見る奈良の景色は最高です。
今回は吊り灯篭を入れたくて、前に撮ったのとは違うアングルで撮ってみました。
二月堂
それにしても、二月堂はお水取りの日の夜に見るのと、普通に昼に見るのとでは雰囲気がまったく違いますね。

それから、大仏殿の裏を通って戒壇院へ。
戒壇堂1
本当に静かで落ち着いた雰囲気。
私は中学校の遠足で行ったんですが、こんな静かなとこに30人あまりの中学生がジャージで乱入(?)してしまったと思うと、今更ながら四天王様ごめんなさいという気持ちになりました(笑)。
でもやっぱりここの四天王はいいわ~。
ありえないくらいウエストが細いのに、なぜかものすごい写実を感じてしまうのです。
受付の方の説明では、四天王に踏まれている邪鬼は悪戯者の森の精だそうです。
ってことは、四天王のほうも悪を懲らしめるというより、悪ガキに「こらっ」とやってる感じなんでしょうか。それにしちゃ荒っぽいけど(笑)。
戒壇院は、門を入ったところの枯山水もとても美しいです。
戒壇堂2
枯山水は水や植物をつかわずに何かを表現しているそうですが、私はここは「海」かなと思いました。
日本の僧に戒を授けるため、遠く離れた唐から幾度もの災難を乗り越え、海を越えて来た鑑真和上への思いがこめられているような気がしました。
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