テンペスト
8日に有給をもらえたので、新歌舞伎座へ「テンペスト」を見に行きました。
テンペスト
ナレーションの文面はちょっと橋田寿賀子チックだけど、スケールの大きな作品で、運命の嵐に翻弄されながらも、凛として生きるヒロイン・真鶴の姿にすごく感動しました。

この作品は本当に豪華キャスト!3階席とはいえ、たった3千円で見ていいんだろうかと思ってしまいました(笑)。
日本では幕末にあたる時代、女性であることを隠し、男性「孫寧温」として琉球王府の優秀な役人となった真鶴に仲間由紀恵さん。
沖縄生まれで子供の頃から琉球舞踊をやってきた彼女でなければ表現できないような琉球への愛、どこまでも国を守るために生きようとする強い思いが感じられ、白熱した舞台になったと思います。
寧温に永久の友情を誓い、そして、いつまでも真鶴を愛し続ける薩摩藩士・浅倉雅博に山本耕治さん。
初めて生で見たけど、やっぱりかっこいいな!時々、「土方歳三だ!」と思ってしまったり(笑)。
無骨だけど純粋な心を持つ男の優しさが感じられました。
宮中の踊りをつかさどる真鶴の兄・嗣勇の福士誠治くんは、ちょっと女っぽい役で、とっても可愛らしかった(笑)。
寧温の同僚で、ライバルでありながら友情を育む喜舎場朝薫の安田顕さん。ヤスケンさんはやっぱりいい味出してるね~。
琉球の王族で、神に仕える最高神官・聞得大君を演じる生瀬勝久さん。なんと女性役です!
すごく面白くてたくさん笑わせてもらったけど、琉球を愛するがゆえに狂気に走るところがさすがに上手く、最後のセリフには思わず泣いてしまいました。
琉球王・清の悪徳役人・ペリーなど、5役をやった西岡徳馬さん、すごすぎる~。しかもちゃんと面白かったり、キレのいいダンスまで見せてくれたりでびっくりでした。

また、「トリック」等で監督をつとめる堤幸彦さんの演出だけあって、映像部分も大変美しく、沖縄に行きたくなってしまいました(まだ行ったことないんだよねー)。

「テンペスト」は原作の小説も今とても売れていて、7月には同じく仲間さん主演でドラマ化もされます。
それもすごく楽しみ!早く見たいな。
実は本も買おうかなと思ってます(ああ、また出費が…)。

おまけ:新歌舞伎座です。
新歌舞伎座
移転してから初めて行きました。
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