光を見つめた画家・モネ
お休みの日に、京都市美術館に「モネ展」を見に行きました。
印象派の名前の元となった「印象 日の出」の展示が21日までということもあって、平日にもかかわらず、たくさんの人が訪れていました。
常々、印象派とくにモネの絵は生で見ないと正確な色合いが分からないと思っていたのですが、「印象 日の出」も、印刷されたものより透明感があり、遠くから見れば生き生きとしており、近くで見れば力強い筆遣いと多彩な色が見えます。

「印象 日の出」は若い頃の作品ですが、モネが何度も何度も繰り返し描いた「睡蓮」は、晩年、白内障を患っていた時に描かれたものもたくさんあります。
それこそ、近くで見れば何を描いてているのか分からないほどのタッチですが、遠くで見ると、晩年のモネが見ていた光の色が見えてきて、「彼は生涯、自分の目に入ってくる光、人や物を照らす光を見つめ続け、その光がもたらす色にこだわり続けていたのだ」ということを感じました。
そこには一般的に言われる「淡い」「優しい」印象だけでなく、光をリアルにとらえようとしたモネの熱意が感じられ、「印象派ばかり見ていると少し退屈」という気持ちが変化しました。
今度また印象派の作品を見る時が来たら、彼らがどんな光の色、どんな光の表現ににこだわってきたのかも探っていきたいと思います。

P・S この展覧会にはモネの収集した絵のコレクションもあります。
中でもびっくりしたのは、モネの友人であるルノアールが描いた作曲家ワーグナーのスケッチ。
なんかつい忘れてしまうんですが、彼らは同じ時代に生きた人間なんですよね!
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