「殿、利息でござる!」
先月末に、話題の映画「殿、利息でござる!」を見てきました。
面白かったし感動したし、めっちゃよかったー!
クスッと笑えたりするところは「超高速参勤交代」を思い出したんですが、やはり本当にあった話というのは、飄々と描きながらもずっしりとした感触があると思いました。
また、美術陣もそのリアリティに一役買っています。セットなのかロケなのか分からないんですが、「パッとしない宿場町」のリアル感がすごい。
その宿場町で貧困にあえぐ人々のため、一歩間違えば首が飛びかねないような奇想天外な策を思いつく人々。
しかも、そこに「驕り高ぶらない」という気持ちを込めた「慎みの掟」を自ら課します。
単に慎み深いというだけでなく、人のこと、町全体のことを考えた上での慎み深さに胸が熱くなりました。
また「慎みの掟」ができるよりずっと前から慎みに慎みを重ね、そのために誤解されたまま死んでも悔いはないという深い心を持った人も。
そのために兄弟の葛藤も起こりますが、それを乗り越えていく関係の深さに感動。
阿部サダヲさんの涙と、妻夫木聡さんの静かな演技が胸を打ちます。
また、敵役(?)を一手に引き受けた松田龍平さんの上手さにも唸りました。
そして、男たちを驚かすほどに剛毅な女たち。
竹内結子さん演じる小料理屋の女将のきっぷの良さ、瑛太さんの妻役の山本舞香さんの潔さが爽快です。
そしてそして、超サプライズ配役!羽生選手が演じる藩主!「重村である」と言うセリフの殿らしさがなかなか良かったかも。
本当に素晴らしい話で、何度も見たくなるような映画でした。

P・S 原作者…というのかな?調査して本を書いた磯田道史先生が武士の役で出演!こちらもサプライズですね(笑)。
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